2020-01-05

キャンドルナッツ

tea
インドネシアの「クミリ」。生では食べられず、スープなどのこく出しなどに使われる。

〘シンガポール-candlenut(キャンドルナット) 英語-candlenut インドネシア語-kemiri(クミリ) 中国語- ヒンディ語- タイ語- ベトナム語-  〙

「クミリ」も「ククイ」も

by Takashima Keiko

ジャカルタで初めて食べたサユール・アッサムというスープがあまりにもおいしくて、なんとか材料をかき集めて作ろうとしていたことがある。ごろごろとたくさん野菜が入ったスープなのだが、コクやうまみを出してくれそうなナッツやハーブが、聞いたこともないような食材ばかりなのだ。

ふと、インドネシア語だから耳慣れないだけで、案外身近な食材だったりするかも?と思い、と調べて驚いた食材が、クミリである。

クミリ(kemiri)は、インドネシアでは料理に使われるだけでなく、そのオイルはイカットの染色過程にも用いられるらしい。英名はcandlenut(キャンドルナッツ)。シンガポールでもニョニャ料理などによく使われるので、なんとなくその存在は知っていた。昔はロウソク代わりに火を灯したということも。けれども、別の名のkukui(ククイ)、これは知っているような知らないような?

ハワイのレイ。これもキャンドルナッツ。

思い出した!ハワイ島のフリーマーケットで購入した美容オイル、確か「ククイオイル」だったはず。昔の写真を探すと・・当たり!そしてククイで検索してさらにびっくり。ハワイではレイの材料にもなっているのだ。写真のこれ、である。ハワイの州木にもなっているらしい。

名前をちょっと検索するだけでこんなにおもしろいなんて!けれども肝心の実はなかなか日本ではお目にかかれない。そして、サユール・アッサム作りも、あまりの手のかかりようにいつの間にか作りたい気持ちがしぼみ、おいしく食べられるお店を探す今日このごろである。

参考:「おいしいインドネシア料理」榎本直子・村上百合 著

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